新潟空港を拠点とするトキエア(TOK/BV)が1月31日、1路線目となる新潟-札幌(丘珠)線を開設しました。当初は2022年に就航する計画していましたが、規程類の見直しなどで延期が繰り返され、約2年遅れで商業運航開始にこぎつけました。国内の航空業界では15年ぶりの新規参入となります。

新潟-丘珠線の運航日は、就航初日の31日を除き、月曜と金曜から日曜の週4日で、1日あたり2往復4便です。

機材は仏ATR製ATR72-600型機(1クラス72席)が2機で、うち1機は当面予備機として使用します。

 新潟空港で31日に開かれた就航記念式典で、トキエアの長谷川政樹社長は「皆様のご支援がなければここまで来られなかった。若い人たちにもどんどん乗って欲しい」とあいさつをしました。初便の販売座席数はスタッフが利用する3席を除いた69席が完売しました。長谷川社長は、今後は現在の週4日運航を早期に週7日運航に増便した上で、2路線目の新潟-仙台線を就航させたいと述べています。

 新潟県は、就航に必要な資金として11億6000万円を融資しています。花角英世知事は「これはゴールではなくスタート。信頼される路線に成長することを願う」と述べました。

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