①では「普段の言葉遣いを丁寧にしてみる」ことについて紹介しました。

今回のテーマは「CAの募集要項を知る」です。

これは当然のことですが非常に重要です。

【ANA 新卒募集要項】

(1)2023年4月から2024年3月までの間に専門学校・高等専門学校・短期大学・4年制大学または大学院の文系学部・理系学部(全学部)を卒業または修了見込みの方。

(2)裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上であること。

航空機乗務に際し必要な体力を有し、呼吸器・循環器・耳鼻咽喉・眼球・腰椎等に支障がないこと。

(3)東京国際空港(羽田空港)と成田国際空港に公共交通機関を利用し120分以内で通勤可能な場所に居住または居住予定であること。

(4)TOEIC600点程度もしくはGTEC260点程度以上の英語力を有すること。

入社までにパスポートの取得が可能であること(国籍は問いません)。

【JAL 新卒募集要項】

(1)2021年4月~2023年3月までの間に専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士課程)を卒業されている方
(2)2023年4月~2024年3月までの間に専門学校・短期大学・高等専門学校・4年制大学または大学院(修士課程)を卒業見込みの方
※学部学科などの指定はございません。
(3)2024年4月以降の会社が指定する時期に入社できる方 
(4)呼吸器、循環器、耳鼻咽喉、眼球、脊椎などが航空機乗務に支障なく、必要な体力を有し、心身ともに健康な方。裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上の方
(5)土曜、日曜、祝祭日、年末年始を問わず、早朝および深夜を含む変形労働時間制での勤務が可能な方
(6)国際線に乗務するまでにパスポートの取得が可能な方
(7)TOEIC600点以上、または同程度の英語力を有することが望ましい。

【AIR DO 募集要項】

(1)学歴
大学・短期大学・専門学校(1年過程を除く)を卒業または2024年3月までに卒業見込みの方

(2)英語力
TOEIC550点または英検2級程度の英語力を有する方

(3)その他
航空機乗務に際し、呼吸器、循環器、耳鼻咽喉、眼球、脊椎等に異常のない方
矯正視力1.0以上である方(コンタクトレンズ使用可)

以上が国内大手航空会社ANA、JAL、AIRDOの募集要項です。注目すべきポイントは2つあります。

1英語 2身体について

3つの航空会社とも、英語に関する明確な記載があります。CAを目指しているものの、英語に自信がないと感じている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、国内の航空会社では英語の面接があまり行われず、TOEICやGTECのスコアが評価されます。英語力はすぐに向上するものではないため、早めにTOEICやGTECの対策を始めることをお勧めします。

次に、身体面についてです。CAは航空機内での勤務が主なため、採用試験では身体検査が行われます。ここでは気圧の影響を受けやすい耳や鼻の検査や、着陸などの衝撃の影響を受けやすい脊椎等に異常がないかなどを検査があります。これに不安を感じる方は、かかりつけの医師と相談することが必要かもしれません。

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