こんにちは。講師のChikaです。
今回はCAがお仕事中に何を食べているかのお話です。
東京からアメリカのNYまでのフライトを例にご紹介します。
東京からNYまで、飛行機で14時間程度かかります。
そのようなロングフライトの場合は、お客様に2回お食事サービスと軽食(パンやサンドイッチ)の配布を行います。(ファーストクラスやビジネスクラスではラーメン等のご希望の軽食も提供します)
CAはそのフライトの間、何を食べているのか気になりませんか?

実はCAもお客様と同じお食事をいただいています!
私が働いていた航空会社ではファーストクラスやビジネスクラスが設定されているフライトでは、ビジネスクラスのお食事をいただいていました。
毎回ビジネスクラスの食事を食べられるなんて贅沢!と思われるでしょうか?
CA用にビジネスクラスの食事を搭載するのには理由があります。
ビジネスクラスでのお客様のお食事のご要望(和食or洋食)をお断りする機会を減らすためです。
メニューによっては和食が大人気だったり、食事のリクエストに偏りが出ます。
食事のリクエストに偏りが出ないようCAは声かけを工夫してどちらの食事も魅力的に思っていただけるようにサービスしますが、毎回うまくいくとは限りません。
そういった時のためにお客様の数よりお食事の数に余裕を持たせているのです。

実際にお客様にお出しするお食事を食べてみることでオススメポイントなどを研究できるという意味合いもあります。
稀にですが、機内で提供しているアルコールの試飲会が行われることもありました。(こちらは乗務後のCAに限ります。乗務前の飲酒は御法度です。)
最近ではお客様が事前にお食事を選択できるようになったので以前よりフードロスも減りました。
余談ですが、私はササっと食べて次の業務に取り掛かりやすいエコノミークラスの食事も好きでした!
どの航空会社もお食事に力を入れていますよね。お食事の特色などもぜひ企業研究の参考になさって下さい。
