こんにちは。本日はJAL春タームの締切日です。JAL志望の方は無事にエントリー完了できましたでしょうか?
今回はSDGsに関するお話です。航空会社は社会的責務として各社SDGsへの取り組みを行っております。
航空会社のSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みは、環境負荷の軽減や社会的責任の果たし方に重点を置いています。具体的には、以下のような活動があります。
1. 環境対策(SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」)
- 持続可能な燃料(SAF: Sustainable Aviation Fuel)の活用
→ バイオマス由来や廃油から作られるSAFを導入し、CO₂排出を削減。 - 新型機材の導入
→ 燃費性能の高い最新機材(例:ボーイング787やエアバスA350)を導入し、燃料消費を抑える。 - カーボン・オフセットプログラム
→ 乗客が航空券購入時にCO₂排出量をオフセットできる仕組みを提供。 - プラスチック削減
→ 機内サービスで使うカトラリーやストローを木製や紙製に変更。
2. エネルギー・資源の効率的な活用(SDGs目標7「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」)
- 省エネ型空港設備の導入
→ LED照明や再生可能エネルギーを活用した空港施設の運営。 - 機内でのペーパーレス化
→ 電子マニュアルやデジタル機内誌を導入し、紙の使用量を削減。
3. 多様性と働き方改革(SDGs目標5「ジェンダー平等を実現しよう」、目標8「働きがいも経済成長も」)
- 女性のキャリア支援
→ 客室乗務員だけでなく、パイロットやエンジニアなどの職種で女性の活躍を推進。 - ダイバーシティ&インクルージョンの推進
→ LGBTQ+の従業員サポートや障がい者雇用の促進。 - ワークライフバランスの改善
→ フレックスタイム制やリモートワークの導入(特に地上業務スタッフ向け)。
4. 地域社会への貢献(SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」)
- 地方創生・観光振興
→ 地域特産品の機内販売や、観光プロモーションの実施。 - 災害支援・緊急物資輸送
→ 災害発生時に迅速な救援物資の輸送やボランティア活動を展開。
5. お客様へのサービス向上(SDGs目標12「つくる責任 つかう責任」)
- エコ・フレンドリーな機内食の提供
→ 食品ロスを減らす取り組みや、ベジタリアン・ヴィーガンメニューの導入。 - 手話対応の強化
→ 聴覚障がい者向けのサービス向上(手話でのアナウンス対応など)。
航空会社ごとに取り組みは異なりますが、ANAやJALなどは特にSAFの活用やカーボンニュートラルの目標設定に力を入れています。企業研究の際にはあなたが志望する会社がどのような取り組みに力を入れているのか調べてみて下さい!
